DeNA RECRUITMENT

09 ス ト ー リ ー

MYCODE
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Masaaki Hayashi

前例がない から面白い。 躊躇ない挑戦が 成果を生む

  • 未達へのアレルギーが、
    成果を引き寄せた

    「今期、通期の目標達成を確実にすべく、チームの動きを加速させています」
    淡々と、しかし熱を帯びた口調で話してくれたのは、DeNAライフサイエンスのMYCODEサービス部に所属し、外部企業への営業や、共同研究の企画立案などを担当する林正彬。
    R&Dグループに配属された彼は、サービスとしてはまだ成長途中である遺伝子検査サービス『MYCODE』を活用したゲノム研究プロジェクトを担うことになった。

    「MYCODE自体はtoCのサービスですが、MYCODEのプラットフォームを活用した新規事業や共同研究の企画提案をtoBにも行っています。MYCODEはまだ歴史も浅く、サービスとしての勝ちパターンはまだ見えていません。そんな中で、R&Dグループの皆で絶対に目標を達成するぞ、って気持ちでストレッチな目標を追いかけてきました」

  • 0→1の
    チャレンジこそ、
    楽しさ以上の
    やりがいがある

    DeNAには成熟したサービスもある中で、彼はこの場所で戦うことを決めた。
    「僕はうまくいっているものをよりうまく回すことよりかは、まだ誰も達成できていないことを自分が初めて達成する、そういうのがすごいワクワクするんです。赤字を黒字にしたら最強だなって気持ちがあるんですよね。だから配属希望を出す時も、事業としてまだ走り出しで、新しい仕組みをつくっていけるような環境のところが良い、と伝えました」

    その希望通り、配属された現在の部署での初業務は0→1の法人営業だった。
    「営業先のリストも十分にはない、営業戦略・戦術をつくるところから。本当にゼロからのスタートでした。営業施策を考え、食品・化粧品・ヘルスケアメーカーさんに一件一件、新規の法人営業をしなきゃいけないっていう状況で。展示会や学会、セミナーにひたすら足を運ぶ日々でした。気がついたら結果的に1年間で名刺を700枚以上消費して、外部との打ち合わせの回数も延べ150回以上行っていたんです。僕からしたら結構想定外の業務で。毎日スーツを着て、学会とか展示会とかに行っていたので。そこがまず入社してすぐのギャップでしたね。え、DeNAって私服じゃないの?と(笑)。しかも、単に挨拶で終えちゃいけない、何か爪痕を残すことも重要で、事前に相手のことを調べたり、相手のニーズを掴むためにコミュニケーションを訓練したり、とにかく試行錯誤の日々でした」

    入社前の働くイメージとは対照的な泥臭い営業の日々。外部との商談を重ねる中で心境の変化が訪れる。
    「学生の時と比較にならないくらい、いろんなタイプの社会人と会えるんです。それがいつの間にか喜びになってきて。出会いの面白さを実感するようになりました」
    営業で意識してやっていることを聞いてみると、「僕らの事業の競合って、先方がやりたいことを受託的にこなす企業が多い業界なのですが、我々の場合はむしろ、先方にとって意義のある提案を積極的に持ち込むようにしています。『提案をここまで持ってきてくれる会社さんはない』って言ってもらえたこともあります」

  • 簡単な目標を
    達成することが
    やりたかったんじゃない

    事業として目標達成したら“勝ち”、未達だったら“負け”と話す彼。勝ち負けへのこだわりの強さは3歳の時に始めた空手が原点だという。
    「空手って礼儀作法はもちろん、個人スポーツなので試合を通じて勝ち負けを明確に与えられるんです。そういう環境にいたからか、勝負へのこだわりは人一倍強いですね。全部勝ち負けじゃないでしょうという意見ももちろんあると思いますが、自分の中でこういう状態だったら勝ち、こういう状態だったら負けみたいなのがあって。高い目標ほど燃えるっていうのはそこに原点がある気がします」

    とはいえ、負けたくない気持ちが強すぎて目標に対して向き合えなかった時期もある。
    「めちゃめちゃ高い目標に対して、未達が嫌な分、達成することに意味があるのかとか、この数字はどうやっても無理じゃないかとか、先輩を質問攻めにしたこともありました」
    そんな彼を鼓舞したのが先輩の「林くんって、簡単な目標を達成するのが楽しかったんだっけ?」の一言。彼を良く知り、共に目標に向かう仲間の言葉は彼の心に刺さった。
    「難しいからこそやる意味があるんじゃないのって言葉は『ぐっ、ごもっとも』って感じでしたね(笑)」

    目標は絶対に達成する。去年未達だった悔しさは繰り返さない。その強い想いはチームにも浸透し、その結果、通期の目標達成に上期で大きく近づき、今までの最高益を上回る成果が期待されている。

  • 病気と闘う人も、
    それを看病する
    全ての人も助けたい

    挑戦マインドで成長を続ける彼は、現在大学院生でもある。
    「ヒトの脳に興味があって、DeNAに入社して半年後に大学の博士課程に進みました。今は脳の基礎研究や脳卒中患者さんのリハビリテーション手法の開発を行っているんですが、それだけじゃなくて、何らかの病気を持つ高齢者、そしてそういった方たちを看病する方を救いたいと思っています」

    「例えば祖父母が認知症などの疾患を患った場合は、両親が看病することになると思うんです。最初はケアしていても、それがずっとになるとその環境が不幸に感じる瞬間も出てこないとは言い切れない。それって、すごく心が痛くて。そういう辛い瞬間をサイエンスや新しいテクノロジーもうまく活用しながら減らしていきたいんです。それが実現できると自分の興味関心の領域と達成したいことがマッチしてくるので、新しい技術でそれらを解決できる仕組みをつくれる人になりたい。将来的には、そういった事業を立ち上げたいですね」

  • 視座高く、粘り強く。
    目標のさらに上を目指す

    日々の業務を通して事業の全体像が見えてきた。加えて大学院で改めて自身が成し遂げたいことを再認識した彼が目指すのは目標のさらに上だ。

    「設定された目標に対してではなく、自分自身に本当にやり切ったと言えるのか、と考えるようになったんです。すると、数値目標は達成しても、自分に対してやり切った!とは思えなくて。自分にとっての“やり切る”はもっともっと上にあることに気づきました。目の前じゃなく、サービスを長期的に見たらまだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるんです」
    「MYCODEのデータを活用した新規企画や他社との新しい取り組み、サービス企画など、今後は幅引くいろいろなことにチャレンジしていきたいし、どうしたら事業を大きくできるかをもっと考えていきたいです」

    彼が手渡す名刺から次にどんなストーリーが生まれるのか。心待ちにしたい。

    ※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。
    ※一部、旧オフィスの写真が含まれます。

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