04 ス ト ー リ ー

Othellonia
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Mana Sugiyama

ひとりを 喜ばせられない人に 世界は変えられない

  • DeNAは
    掛け算の
    会社だと思った

    「面白いことをひとつだけやっている人は、面白くない。人間、掛け算だって思ってます。」そう話してくれたのは『逆転オセロニア』のコミュニティマネージャーを務める杉山愛奈。
    冒頭での発言の通り、彼女自身も学生時代は複数社のインターンに参加しつつ、レースチームのアンバサダーとしてMCやレポーターをしながら、国内外で活動をしていた。DeNAに入社した理由も、ヘルスケアやスポーツ、エンターテインメントと多岐に事業を展開している点が、将来は“なんでも屋”になりたいという彼女には魅力的に見えたという。
    DeNAでのインターン中は、日中営業で外回りをした後、会社に戻って営業資料を作成する毎日だった。オシャレなイメージを持っていたDeNAだったが、実際はとても泥臭かった。そんな日々を「こんなに追い込んでくれることに価値を感じた」と彼女は振り返った。インターン生にも大切なクライアントへの営業を任せるくらいだから、入社後はより裁量のある仕事をさせてくれるだろうと思い入社を決めたと話してくれた。

  • 何が
    面白いのか
    分からなかった

    入社後は、ゲームエンターテインメント事業部の配属に。リアルイベントの企画・運営を担当することになった。現在の仕事の様子を聞くと、エピソードが次から次へと出てくる。どれもオセロニアとそのユーザーに真摯に向き合っている彼女だからこそ生まれたエピソードだが、入社当初からその熱量があったのか聞いてみると意外な答えが返ってきた。
    学生時代は、ゲームを禁止されて育ち、入社までソーシャルゲームも一回もやったことがなかったため、ゲームの面白さがまったく分からなかったというのだ。「リアルイベントに行っても、ユーザーのみなさんが盛り上がっているポイントが分からないんです。自分なりにたくさん時間も費やしてやってたんですけど、正しい遊び方も分かっておらず、ついていけませんでした」

  • 大事なのは
    ゲームの話を
    することではなく、
    会話をすること

    リアルイベントにまで来てくれる熱量の高いユーザー達と会い、同じ熱量を持っていないと会話も出来ないことを痛感する一方で、いくらやってもゲームの面白さが分からない自身とのギャップに思い悩み、自分には向いていないのではないかと思ったこともあったという。
    そんな状況でも、せめて“あのイベントにいたスタッフの人と話して楽しかった”と思ってもらいたいと、積極的にイベントに参加してユーザーとコミュニケーションをとるようにしたという。「ゲームの話ができないからまず日常会話をしていたんですが、もちろんゲームの話にもなります。その時は、まだ始めたばかりで全然分からないと素直に返していました」
    人と人とのコミュニケーションを続ける彼女が、いつも通りユーザーと話していた時のことだ。「私いつまでたってもオセロニア強くならないんですよね…」とこぼした彼女のデッキをユーザーが目の前で組んでくれたことがあった。「これだ!って思いました。強い人に毎週会っているんだから、その人たちに分からないことも面白いところも聞けばいいんだ!と」

  • コミュニティ
    マーケティングの
    価値をもっと大きく

    自身を“ユーザーとのタッチポイントの責任者”であると話す彼女。コミュニティマーケティングの価値は、リアルイベントでよりオセロニアを楽しんでもらうことはもちろん、そこで得たユーザーの声をダイレクトにプロダクトに反映し、全ユーザーに届けられることだと考えている。
    ユーザーからオセロニアに対する声を聞くには、信頼関係が築けていることが前提だ。時にはユーザーからお悩み相談を受けたり、プライベートな話をすることも。そういった話の際に出てくる「あ、ひとつ言いたいことがあって…」それが運営にとって重要なことが多く、ユーザーから拾い上げた声をチームに橋渡しすることに今は自分の仕事の価値を感じているという。

  • ペルソナは
    実在しないし、
    DAUもただの数字

    実際に自分が顔を合わせている相手をもっと楽しませたい、その想いが強くある彼女が企画を考える時、イベントで話したユーザーの顔が浮かぶという。「ターゲットを“30代男性”のようには考えず、“○○さんみたいな人にもっと楽しんでもらうには何が必要なのか?”」と考えるそうだ。
    DAUや数字管理を軽視している訳ではなく、必要だとは思っている。ただ、その辺りはそれが得意なメンバーに任せて、自身はユーザーに喜んでもらうことに集中する。誰かの弱みを誰かの強みで補うチームができている。
    「リアルイベントに来てる方だけがユーザーさんじゃない、みたいな話を聞くこともあるんですけど、リアルイベントにわざわざ足を運んでくれた熱量高いユーザーさんが楽しめないプロダクトは絶対残りの人も喜べないから」
    たどり着いたのは、「大事なのは目の前のひとりひとりを喜ばせること」だった。彼女は今日もユーザーのために奔走する。

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