05 ス ト ー リ ー

Pococha
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Sohei Higuchi

難題の登場、 僕の出番

  • 入社2週間後に
    起きた
    高額誤発注事件

    ソーシャルライブ事業部の企画推進部に配属となった樋口楓平。最初に担当したのが、ライブコミュニケーションアプリ『Pococha』で行われていたイベントのユーザーへのプレゼント発送だった。Pocochaでは複数のイベントが常に企画されており、マルチタスクを一生懸命こなしていたという。
    「全体像を把握する前にとにかく手を動かしていました」
    そんな状態が続き、入社して2週間が過ぎた土曜日のことだった。彼が送ったプレゼントが使用できないとユーザーから問い合わせが相次いだのだ。
    「Apple Storeギフトカードを購入し送らなければいけないところを、“iTunes”ギフトカードを送っていました。しかもかなりの金額分でした…」
    複雑に走る企画たち、迫る期限、焦る気持ちが自分でも信じられないようなミスを引き起こし、顔面蒼白で上長に助けを求めたという。

  • 答えは教えない。
    でも、
    並走してくれた存在

    「どうしたらいいですか?」と、対応策と指示を求めて駆け込んできた彼に上長が返した言葉は「整理して考えて送って」という思いがけず短いものだった。
    答えがもらえると思っていた彼は戸惑いつつも、その言葉通りに状況を整理し再び上長のもとへ。「じゃあどうするの?」

    「こうするのが良いと思います」
    ほんの少し前までパニック状態でまったく出てこなかった答えが、すんなりと出てきた。
    「今だから落ち着いてお話しできますが、この時は本当に自分がどうかしてしまったのではないかと思っていましたし、逃げたい気持ちでいっぱいでした。でも、この時に巻き取ってもらったりただ答えをもらうのではなく、自分で考えたことは今でも良い経験です。あえて答えを出さずにいてくれた上長に感謝しています」

  • 合計1400枚の
    Tシャツを
    送り続けた日々

    「Pocochaには“沢山のユーザーさんにプライズを届けたい”という想いがあり、その想いを叶えるために難しさも分からず走り出してしまっていました」落ち着いて整理してみるとTシャツの種類は200種類以上あり、それぞれをユーザーに送るオペレーションは極めて複雑だったという。
    「初めての取り組みで、どのサイズがどれくらい必要なのかも分からない状況でした。発注先のリスクを減らすために、サイズは3種類の用意に留めていたんですが、それ以外のサイズのリクエストが100件以上寄せられました」
    そのリクエストのどれもがサイズがないことへの怒りではなく、楽しみにしていたのにサイズがないことへの悲しみだった。
    「もともと、ユーザーさんにプライズを届けたいと始めた企画だったのに…。本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいになりました。絶対に、ユーザーさんに喜んでもらいたくて、毎日オフィスの隅っこで発注先に電話して謝罪とお願いを繰り返しました」
    発注先とのやり取りから、発送するTシャツに発送先の情報が入ったバーコードをひとつひとつ貼る作業まで、地道な作業を3ヶ月間やり続けた。

  • 時間差で
    感じたやりがい

    Tシャツの発注や発送のための手作業など、彼が担当した仕事は、正直想像していたDeNAでの華々しい仕事とは大きくかけ離れていた。
    「同期はゲームのリリースを担当したりしているのに、自分は何をやってるんだろうっていう気持ちになり、行きつけのサウナで泣いたことがあります(笑)」
    「ただ、いまだにユーザーさんに会うとこの時のTシャツを着てくれている方がたくさんいて。送っている時は辛かったんですけど、やって良かったなって感じています。今思えば、ユーザーさんたちと一番近いところでの仕事だったので貴重な経験でした」

  • 難題にぶつかると
    自分の価値を感じる

    改めて入社後の日々を振り返ってもらった。
    「いくつもの失敗を経験したので、この先どんな落とし穴があっても、準備できています!という気持ちです。あとは、様々な問題を乗り越えてきたので自信がつきました」

    今では問題が起きても、前向きな気持ちで自ら飛び込むという。
    「出番だ!みたいな。もっと難しい問題こい!って思っています。どんなに難しい問題でもできない、じゃなくてどうやるか考えるので任せて欲しいです!」
    “誰でも出来ること”をまっすぐ、くじけずにやり続けた彼は、いつしか特別な成長を遂げていた。

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